何が変わったか
これまでの関西医療大学では、JSPO-AT (日本スポーツ協会公認アスレティックトレーナー) 資格を取得するには、保健医療学部はり灸・スポーツトレーナー学科の教育プログラムを履修する必要があった。
関西医療大学 (大阪府泉南郡熊取町) は、2026 年度入学生より、保健医療学部ヘルスプロモーション整復学科でもアスレティックトレーナー資格を目指せるよう免除適応コースを追加した。柔道整復師の国家資格をベースに、トレーニング・コンディショニング管理のスポーツ専門資格を併せ持てる新カリキュラムとなる。
社会にどんな影響があるか
主たる影響として、外傷対応のスペシャリストである柔道整復師の特性を活かしながら、トップスポーツからグラスツールスポーツまで幅広く活躍できる人材の養成ルートが追加される。アスレティックトレーナーは選手の健康管理・ケガ予防・コンディショニング管理を担う資格で、近年プロスポーツだけでなく学校部活動・地域クラブにも需要が広がっている。
副作用として、学科間の役割分担が二重構造になる。同大学にはり灸・スポーツトレーナー学科が既にあり、ヘルスプロモーション整復学科でも同資格が取れるようになることで、受験生にとっての選択軸が「資格取得経路」から「柔道整復師×AT」「はり灸×AT」というベース資格との組み合わせに移る。
ニュースの詳細
アスレティックトレーナー資格は、日本スポーツ協会の公認スポーツ指導者制度に基づく。資格取得には、(a) 同協会や加盟団体等が開催する養成講習会を受講するか、(b) 同協会が承認した一部の大学・専門学校で定められたカリキュラムの履修と申請手続きを行うか (免除適応コース) のいずれかが必要。ヘルスプロモーション整復学科は厚生労働大臣指定の柔道整復師国家資格をベースとし、健康運動実践指導者やスポーツプログラマーの資格と組み合わせて地域の健康づくり人材を育成している学科。