何が変わったか
これまでのマウスは「平らな面の上で本体を動かす」道具であり、カーソル操作には机やマウスパッドが必須だった。長時間使用では手首・腕の細かな反復動作が前提となっていた。
新製品「Ovo」は、手のひらで包む卵型 (48×61 ミリメートル、98 グラム) のデザインを採用し、机上で滑らせるのではなく手の向き・傾き・回転を読み取ってカーソル操作に変換する。本体を傾けることでカーソル移動、回転でスクロールや連続操作、タップやスワイプも対応する。
社会にどんな影響があるか
主たる影響として、接地面を必要としないことでソファ・ベッドからのリラックスPC操作、プレゼンでの手元操作などマウスが従来踏み入れなかった利用文脈が開ける。3 次元での姿勢検出により空中操作も対応する。
副作用として、慣れの問題と差別化の課題が残る。従来のマウスは長年の慣熟ユーザー基盤を持ち、卵型形状での精密操作 (グラフィックデザイン・ゲームなど) には別ロジックの学習コストがかかる。差別化軸が「面に依存しない」一点だと、トラックパッドや空中マウスなど競合カテゴリとの境界が曖昧になる。
ニュースの詳細
Ovo は上下 2 つのシェルに分かれた構造で、上部にカーソル操作・タップ、下部にスワイプ・スクロールなど別操作を割り当て可能。感度調整、マクロ割り当て、ジェスチャー操作、作業別プロファイルなどのカスタマイズに対応する。