何が変わったか
これまで佐賀大学経済学部は 3 学科構成で、学生は入学時に学科を選択して専門領域に進む伝統的な構造を取ってきた。
佐賀大学は、2027 年度より経済学部を 3 学科から 1 学科 5 ユニット (デジタルマネジメント・政策マネジメント・エリアマネジメント・マーケティングマネジメント・会計ファイナンスマネジメント) に改組する。入学定員は 2026 年度の 230 名と変わらない。データサイエンス基礎力を兼ね備え、社会課題に複眼的に対応できる人材を輩出する学部への改組としている。
社会にどんな影響があるか
主たる影響として、「学科で進路が決まる」固定的モデルから「専門ユニットを後から選ぶ」柔軟モデルへの移行が、地方国立大経済学部のスタンダードな更新方向として可視化される。1 年次に経済・経営・法学とデータサイエンスの基礎を学び、2 年次にゼミに所属、後期にユニットを選択する流れで、複数ユニットの選択も可能。
副作用として、ユニット制は学生にとっての選択責任を増やす。学科制では入学時の選択で進路が固定されるが、ユニット制では 2 年次のゼミ・ユニット選択で進路が決まるため、入学早期の専門オリエンテーションが質的に重要となる。
ニュースの詳細
2027 年度入試は学部一括募集とし、一般選抜・学校推薦型選抜 I に加えて総合型選抜 II を新設する。総合型選抜 II は大学入学共通テストと書類審査で判定し、小論文や面接は行わない。募集人員の内訳は、一般選抜前期日程 110 名・後期日程 25 名、学校推薦型選抜 I 普通系 35 名・商業系 35 名、総合型選抜 II 25 名 (予定)。各ユニットで修了認定を行う方針。